2012 年に中央教育審議会より出された「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて(答申)」を契機に、全国の大学でアクティブ・ラーニングの実践が拡がっている。本学では、アクティブ・ラーニング型教育の一つであるPBL(Project-based Learning/Problem-basedLearning)を2006 年度より全国に先駆けて導入し、全学的に推進してきた。現在、本学では毎年500 以上のPBL 教育を取り入れた授業が開講されており、量的に拡大している。 昨年度、三重大学PBL 教育推進プロジェクトでは、オランダのマーストリヒト大学で活用されている「セブン・ジャンプ(Seven jump)」モデルを手がかりに分析し、本学のPBL教育の実践について『多様なPBL実践事例と7-Step からの学習過程の検討』にまとめたところである。これまでの本学での取り組みとその実際について、これまでの成果を報告すると共に、今後、本学におけるPBL 教育をさらに充実・高度化し、それにより大学における教育・研究をさらに高度化させていくための方策と今後の展望について検討するために、下記のFD/SD
を開催する。
1.日 時:3月17日(金)13:30~16:30
2.場 所:三重大学 環境・情報科学館3階PBL演習室
3.対 象:大学関係者、テーマに関心のある教育関係者
4.形 式:ハイブリッド
※ただし、三重大学教職員は、事情のない限りは対面でご参加ください。
5.プログラム(詳細は右資料をご確認ください)
・開会挨拶 鶴原 清志 教育担当理事
・報告「三重大学のPBL教育の経緯と今後の課題」
山田 康彦 教育学部 特任教授
・講演「大学教育におけるPBLの可能性と課題」
松下 佳代 京都大学大学院教育学研究科 教授
・全体討論
・分科会「PBLの高度化に向けた手立て」
・閉会挨拶 苅田 修一 教育担当副学長
6.申 込:3月10日(金)までに、以下のMicrosoft Formsより
お申込みください。
https://forms.office.com/r/9BGF5Mr38w
お申込み受付後に、オンラインで参加される場合の接続先等を
ご案内します。
7.主 催:三重大学高等教育デザイン・推進機構 PBL教育推進プロジェクト
8.担 当:高等教育開発デザイン・IRセンター fd@dhier.mie-u.ac.jp
