同年11月29日、山梨大学大学院総合研究部教育学域教授 日永龍彦先生をお招きし、全学FD・SDを会場及びオンラインでのハイブリッド形式で開催しました。参加者数は対面44人、オンライン37人、合計93人でした。特に、うち12人は県内他大学からご参加頂いた方々で、県内において教員評価に対する注目度がかなり上がっていることを窺うことができました。
研修の中では、大学基準・大学設置基準における教員の資格、審議会答申における教育業績評価の変遷、認証評価における教員の業績評価、大学教育関連学会における教員の業績評価に関する論議といった教員評価に関する今までの流れ、また、山梨大学での実践と課題についてお話頂きました。
本FD・SDに関する事後アンケートでは、内容、進行などについて概ね満足を示して頂いております（46／49人）。本FD・SDやこれからのFD・SDに関するコメント欄では、「素晴らしい企画」「今まで、このような内容のセミナー拝聴したことがないので新鮮だった」「教員評価の現状や問題点が理解でき、とても勉強になった」などの感想があった一方で、「改めて教員評価の難しさについて実感した」とのご意見もありました。そして次回のFD・SDに関する要望として、「大学設置関係や入試（総合型選抜、地域枠など）」といったテーマに関するものや、「グループワーク、ワークショップ形式での開催も、理解が深まり面白い」といった形式に関するものがよせられました。こちらのコメントに関しては、部局内で次回のFD・SDの企画を行う際に検討させて頂く予定です。
